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網膜剥離発症のピークは20代と50代以降です
網膜剥離の発症の割合は、約1万人に1人といわれています。年齢別にその割合を見てみると、50代以降だけでなく、20代にも多いことがわかります。
そこでこのページでは、年代別に見た網膜剥離の発症原因や、その他の発症原因をご紹介いたします。
薄くなった網膜に穴があいてしまう場合です
「自分は若いから、加齢が原因になるような病気は自分には関係ない」と思っていませんか?加齢で発症しやすくなる網膜剥離ですが、若い方でも発症することはめず らしくありません。若年者の網膜剥離の原因のほとんどはこの「萎縮性円孔」です。この原因は網膜に薄い部分ができて、穴があいてしまうことにあります。網膜に薄い部分ができる症状を格子状変性といい、その発症は体質によるもので、全人口の約6%がかかえているといわれています。
硝子体の液化などで網膜が引っ張られる場合
高齢者の網膜剥離はたいてい、加齢による硝子体の変化から、網膜が引っ張られ、穴(裂孔)があいて起こります。
加齢による硝子体の変化
眼球の内側にみちている「硝子体」は、ゼリー状をしています。しかしこのゼリー状が、加齢とともに液化していくのです。その結果、「硝子体」には、ゼリー状の部分と液状の部分がある状態になります。
硝子体は網膜と隣接しているので、もしも硝子体と網膜が強く接着している部分がある場合には、ゼリー状の硝子体が動いたひょうしに網膜が引っ張られ、網膜剥離のもととなる穴(裂孔)ができてしまうのです。
他にも網膜剥離を引き起こす原因はいくつかあります。網膜剥離が心配な方は、以下のことに心当たりがないかどうか、いちど確認してみましょう。
網膜剥離の予防法は確立されていませんが、網膜剥離が起こりやすい危険因子についてはわかっています。定期検査で早期発見することで早期治療が可能となります。
飛蚊症や光視症で眼科を受診し年齢のせいといわれたが気になるかた
近眼が強いかた
過去に目を強くぶつけるなどの外傷を受けたことがあるかた
目の手術(レーシックなども含む)を受けたことがあるかた
アトピー性皮膚炎があり、とくに眼をこすることが多いかた
過去に眼底のレーザー治療を受けたかた